地球温暖化に伴う温室効果ガスの削減が叫ばれてはいるものの、家庭からのCO2排出量は増加する一方。子供達の未来のためにも、住宅・不動産を提供する私たちは「今すぐ、行動しなければ!」という心境にあります。
住宅の中でも、暖房と給湯には沢山のエネルギーを消費します。建築の際に気密・断熱性を高めることで、冷暖房にかかるエネルギーを大きく削減できますし、エコキュートなどを導入することで、給湯にかかるエネルギーも大きく削減できます。これがいわゆる次世代省エネルギー住宅の考え方です。
それに加えて家電製品も省エネに切り替えることで、最大50%近い省エネを実現、温室効果ガス排出量と合わせ、月々の光熱費も大幅に削減可能です。
しかし省エネルギー住宅=(高性能住宅)=【高額な住宅】となってしまい、手が届かないのが現状ではないでしょうか?
せっかくの環境に良い住宅も、普及しなければ意味がありません。「これから家を建てる全てのご家族が、地球にやさしい省エネ住宅に住めるよう、誰もが手の届く価格で提供したい!」「省エネ住宅の提供を通して施主の皆様とともに地球温暖化防止に貢献し、子供たちの未来のために持続可能な社会を築いていきたい!」そのような想いから、「ECOハウジングプロジェクト」をスタートしました。
プロジェクトの提供する住宅が安い理由は、宣伝広告費など、いわゆる販売管理費の部分でコストダウンを図っているからです。メーカー系やローコスト住宅を販売するパワービルダー系では、概ね販売価格の15~20%が、広告宣伝費と営業経費に当てられます。 通常なら1,500~600万円クラスの家が、エコハウジングプロジェクトなら1,400万円台で建つのはこうした仕組みによるものです。
住宅展示場を持つには、敷地を借り、家を建て、家具を入れ、人を雇い、光熱費を払い続ける必要があります。イニシャルコストもさることながら、月々の維持費も相当なものとなります。
たとえば折込チラシを一回撒けば、範囲にもよりますが数十~数百万円かかります。そのほか新聞、テレビやラジオなどどれも一回あたり数十~数百万円単位の経費がかかります。松本建設では、こうした経費をかけず、お客様からの紹介をメインに、ホームページやスタッフ手作りのDMなどで販売促進を行なっております。
エコハウジングプロジェクトは100%、受注してから建物を建てる売り建て住宅です。建て売り住宅や宅地などの在庫がありませんので、無駄な金利等の出費がありません。
私たちはいわゆるハウスビルダーですので、設計&施工管理は行いますが、工事そのものは外部委託となります。地場の建設会社などに丸投げすれば楽なのですが、間違いのないスタッフにお願いしたいこと、無駄な中間マージンを削減したいことから、各工程ごと専門業者様に直接お願いしています。